乳酸菌の種類としては、色々な種類があります。具体的には、乳酸菌というのは、糖を分解して乳酸を作り出す菌のことです。人間の腸において善玉菌として繁殖する以外には、牛乳やヨーグルト、漬物などの食べ物にも乳酸菌が含まれています。
乳酸菌の種類とは？
乳酸菌の主だった種類としては、下記のように、色々な種類があります。
- 乳酸菌シロタ株
- KW乳酸菌
- プラズマ乳酸菌
- LG21乳酸菌
- ラブレ菌
- L29乳酸菌
- ガセリ菌SP株
- フェカリス菌
- 1073乳酸菌
- EF乳酸菌
- ETF-2001
- l-55乳酸菌
- L-92乳酸菌
- lb81乳酸菌
- lg21乳酸菌
- lgg乳酸菌
- n-1乳酸菌
- ns乳酸菌
- P.ペントサセウス
- r-1乳酸菌
- T.ハロフイルス
- クレモリス菌
- コッカス菌
- ナノ型乳酸菌
- ビフィズス菌
- プロテクト乳酸菌
- ラクティス乳酸菌
- 殺菌乳酸菌
- 植物性乳酸菌
- 新型乳酸菌
- 乳酸菌bb536
- 乳酸菌ec-12
- 乳酸菌ls1
- 乳酸菌生成エキス
- 有胞子性乳酸菌
上記のように、乳酸菌と言っても色々な種類があります。ここでは、主だった有名な乳酸菌の効果と特徴を紹介します。
乳酸菌シロタ株の効果と特徴
乳酸菌シロタ株は、ヤクルト菌とも言われており、昭和10年から、乳酸菌飲料のヤクルトに使われている事で有名な乳酸菌です。乳酸菌シロタ株の正式名称は、「ラクトバチルス属カゼイ菌YIT9029株」と言います。乳酸菌シロタ株は、胆汁や胃液にも強いのが特徴で、生きたまま腸に乳酸菌を届けることが出来るので、腸内のビフィズス菌を増やす効果が期待できます。
KW乳酸菌の特徴と効果
KW乳酸菌は、乳酸菌KW3100株とも言われている乳酸菌で、正式名称は、「ラクトバチルス属パラカゼイ菌KW3100株」です。>KW乳酸菌は、キリングループによって開発された乳酸菌です。KW乳酸菌の効果は、アレルギーなどの免疫バランスが崩れている場合には、免疫のバランスを整えることで、免疫力のアップやアレルギーの改善が期待できます。
プラズマ乳酸菌の効果と特徴
プラズマ乳酸菌の正式名称は、「ラクトコッカス属ラクティス菌JCM5805株」です。プラズマ乳酸菌は、小岩井乳業とキリンが共同で研究した結果発見した乳酸菌です。プラズマ乳酸菌の特徴、効果は、免疫細胞の司令塔として知られているプラズマサイトイド樹状細胞を活性化する効果が期待できます。この為、冬などの風邪やインフルエンザが流行っている時期に利用すると良い乳酸菌です。
LG21乳酸菌の特徴と効果
LG21乳酸菌は、「ラクトバチス属ガセリ菌OLL2716株」と言います。LG21乳酸菌は、明治が発見した乳酸菌です。明治には、2500種類以上もあると言われている乳酸菌ライブラリーがあります。その2500種類以上の乳酸菌から見つけることが出来たのがLG21乳酸菌です。LG21乳酸菌の特徴的な効果は、胃に生息しているピロリ菌を抑える点です。また、LG21乳酸菌は、胃でも生き残る力が他の乳酸菌と比べると強いです。
ラブレ菌の効果と特徴
ラブレ菌の正式名称は、「ラクトバチルス属コアギュランス菌」と言います。ラブレ菌は、植物性の乳酸菌です。また、ラブレ菌は、京都で見つかられた乳酸菌としても知られています。
L92乳酸菌の特徴と効果
L92乳酸菌の正式名称は、「ラクトバチルス属ガセリ菌SBT2055株」です。L92乳酸菌は、カルピス社が発見した乳酸菌です。L92乳酸菌の効果は、花粉症やアトピーなどのアレルギーの緩和が期待できるのが特徴です。
ガセリ菌SP株の効果と特徴
ガセリ菌SP株は、正式名称は、「ラクトバチルス属ガセリ菌SBT2055株」と言います。ガセリ菌SP株は、雪印メグミルクが見つけた乳酸菌です。ガセリ菌SP株の特徴は、生きたまま腸に届くことと、さらに、腸内に長くとどまる点です。
フェカリス菌の特徴と効果
フェカリス菌は、正式名称は、「エンテロコッカス属フェカリス菌」と言う乳酸菌です。フェカリス菌の特徴と効果は、免疫力のアップです。目根気力がアップすることからアレルギーや花粉症に効果があると言われています。
以上のように、乳酸菌にも色々な種類があり、それぞれの乳酸菌の種類によって、期待できる効果や特徴にも違いがあります。それぞれ、自分の状況に合わせて、必要な効果を見極めて、ヨーグルトなどの乳酸菌飲料を選択する時に参考にしてもらえればと思います。
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